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【不正アクセスを防止】dxecoでIP制限を設定し、SaaS管理のセキュリティを強化する方法 

【不正アクセスを防止】dxecoでIP制限を設定し、SaaS管理のセキュリティを強化する方法 

2026/9/24

リモートワークの普及でSaaS利用が当たり前になり、「どこからでもアクセスできる便利さ」の裏側で、セキュリティへの不安を感じていませんか?とくに、企業のSaaSやIT資産を一元管理するdxeco(デクセコ)が悪意ある第三者に狙われた場合、深刻な情報漏洩に繋がりかねません。

このような脅威から会社の情報を守るために非常に有効なのが、今回ご紹介する「IP制限」機能です。許可されたネットワークからのみアクセス可能にすることで、セキュリティを格段に向上させます。この記事では、dxecoでの具体的な設定手順から注意点まで、分かりやすく解説していきます。

SaaS管理におけるIP制限の重要性とは?増え続ける不正アクセスリスク

SaaSの利用やリモートワークが当たり前になった今、企業の重要情報へのアクセス経路は社内ネットワークだけに留まらなくなりました。自宅やカフェ、出張先など、さまざまな場所からSaaSにアクセスできるようになった一方で、不正アクセスのリスクも同様に増大しています。

とくに、社内のSaaS契約情報やIT資産情報を一元管理するdxecoのようなツールは、攻撃者にとって非常に魅力的なターゲットとなりえます。もし部外者にアクセスされてしまえば、どの部署でどのようなSaaSが利用されているか、コストはいくらか、誰が管理者かといった情報がすべて漏洩してしまう危険性があります。

また、意外と見落としがちなのが、退職した従業員のアカウントによる不正アクセスです。アカウントの削除が漏れていた場合、退職後も社内情報にアクセスできてしまうというケースは後を絶ちません。

このような脅威から会社の情報を守るために、許可されたネットワーク(例えば、オフィスのIPアドレスなど)からしかアクセスできないようにする「IP制限」の設定が、なぜ今、不可欠なのかがお分かりいただけたかと思います。IP制限は、企業のセキュリティポリシーの第一歩として、非常に重要な役割を担っているのです。

dxecoのIP制限機能で実現するセキュアな管理体制

では、dxecoのIP制限機能を使うと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

dxecoのIP制限機能(オプション)を利用することで、管理画面やAPIへのアクセスを、あらかじめ指定したグローバルIPアドレスからのみに限定できます。

これにより、たとえIDやパスワードが何らかの理由で漏洩してしまったとしても、許可されていない場所からの不正アクセスを根本的にブロックすることが可能です。

例えば、以下のような運用が考えられます。

  • オフィスのネットワークからのアクセスのみを許可する

  • 特定のVPNサーバーを経由した場合のアクセスのみを許可する

このように、自社のセキュリティポリシーに合わせてアクセス元を柔軟にコントロールすることで、堅牢なセキュリティ体制を誰でも簡単に構築できるのが、dxecoのIP制限機能の大きなメリットです。

dxecoでIP制限を設定する具体的な手順

ここからは、実際にdxecoの管理画面でIP制限を設定する具体的な手順を4つのステップで解説します。設定自体は非常に簡単ですので、ぜひ画面を見ながら一緒に進めていきましょう。

Step 1. 「環境設定」画面を開く

まず、dxecoにログインし、画面左側にあるメニューから「Settings」をクリックしてください。するとサブメニューが展開されるので、その中から「環境設定」を選択します。

Step 2. 「アクセス設定」を開く

次に、環境設定画面の上部にいくつかのタブが表示されますので、その中から「アクセス設定」タブをクリックしてください。

Step 3. 許可するIPアドレスを入力する

「アクセス設定」画面を開くと、「IP制限」というセクションが表示されます。ここに、アクセスを許可したいグローバルIPアドレスを1行ずつ入力していきます。

  • IPアドレス: 許可したいグローバルIPアドレスを入力します。

  • メモ: どの拠点や用途のIPアドレスか分かりやすくするために、「本社オフィス」「〇〇支社」などのメモを残しておくと管理がしやすくなります。

複数のIPアドレスを登録する場合は、「行を追加」ボタンをクリックすると入力欄が増えます。
また、ご自身が今どのIPアドレスからアクセスしているかを確認できるよう、「現在のIPアドレス」も画面に表示されています。設定時には、このIPアドレスを必ず許可リストに含めるようにしましょう。

Step 4. 設定を保存する

許可したいすべてのIPアドレスを入力し終えたら、画面下部にある「保存」ボタンをクリックします。

これで設定は完了です。保存が完了した時点から、登録したIPアドレス以外からのdxecoへのアクセスはすべてブロックされます。

【応用編】CIDR・ワイルドカード表記で効率的にIPアドレスを登録する

拠点が多く、許可すべきIPアドレスがたくさんある場合に、一つひとつ手で入力していくのは少し大変ですよね。
そんなときのために、dxecoでは特定の範囲に属するIPアドレスを一行で効率的に登録できる、2つの便利な表記方法に対応しています。

CIDR表記の書き方と具体例

CIDR(サイダー)表記は、IPアドレスの末尾にスラッシュ(/)と「プレフィックス長」と呼ばれる数字を付けて、許可するIPアドレスの範囲を指定する方法です。ネットワークの知識が少し必要ですが、非常に柔軟な範囲指定が可能です。

例えば、192.168.1.0/24 と入力すると、192.168.1.0 から 192.168.1.255 までの256個のIPアドレスをまとめて許可できます。

入力例

許可されるIPアドレスの範囲

192.168.1.0/24

192.168.1.0 ~ 192.168.1.255

10.0.0.0/8

10.0.0.0 ~ 10.255.255.255

ワイルドカード表記の書き方と具体例

ワイルドカード表記は、IPアドレスの各部分(オクテット)をアスタリスク(*)で指定することで、その部分を「0から255までの任意の数字」として扱う方法です。CIDR表記よりも直感的に範囲を指定したい場合に便利です。

例えば、192.168.1.* と入力すると、192.168.1.0 から 192.168.1.255 までのIPアドレスがすべて許可され、これは先ほどのCIDR表記 192.168.1.0/24 と同じ範囲を指定したことになります。

入力例

許可されるIPアドレスの範囲

192.168.1.*

192.168.1.0 ~ 192.168.1.255

192.168.*.*

192.168.0.0 ~ 192.168.255.255

設定前に必ず確認!IP制限利用時の重要ポイント

IP制限は非常に強力なセキュリティ機能ですが、一つだけ注意点があります。それは、設定を誤るとご自身がdxecoにアクセスできなくなってしまう可能性があることです。
以下のポイントは、保存ボタンを押す前に必ず確認するようにしてください。

  • ご自身の現在のIPアドレスを必ず許可リストに含めること
    最も重要なポイントです。設定画面には、現在あなたがアクセスしているPCのグローバルIPアドレスが表示されています。このIPアドレスを許可リストに入れ忘れて保存してしまうと、設定した直後からあなた自身がdxecoにアクセスできなくなってしまいます。まず最初に現在のIPアドレスを登録することを強く推奨します。

  • CIDR表記ではホスト部をゼロにすること
    CIDR表記で範囲を指定する場合、IPアドレスのホスト部(プレフィックス長で指定された範囲以外の部分)は0にする必要があります。例えば 192.168.1.5/24 のような指定はエラーになります。正しくは 192.168.1.0/24 のように、範囲の先頭となるネットワークアドレスを指定してください。

  • 動的IPアドレス環境での注意点
    ご自宅のインターネット回線など、ルーターを再起動したり、接続するたびにグローバルIPアドレスが変わってしまう「動的IPアドレス」の環境からアクセスする場合、その都度アクセスできなくなる可能性があります。その場合は、プロバイダーの固定IPアドレスサービスを利用するか、固定IPアドレスを持つ会社支給のVPNなどを経由してアクセスする運用をご検討ください。

よくある質問(Q&A)

Q. 設定を間違えて、dxecoにアクセスできなくなりました。

A. 万が一、IPアドレスの設定を誤って管理画面にアクセスできなくなってしまった場合は、お手数ですが、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。弊社側でIP制限を一時的に解除するなどの対応をさせていただきます。

Q. 許可すべき自社のグローバルIPアドレスがわかりません。

A. 最も確実なのは、社内のネットワーク管理者に確認する方法です。もし担当者が不明な場合は、dxecoのIP制限設定画面にアクセスした際に表示される「現在のIPアドレス」をご利用ください。また、「CMAN」のような外部のIPアドレス確認サイトで調べることも可能です。

Q. IP制限はオプション契約が必要ですか?

A. はい、本機能のご利用には「IP制限オプション」のご契約が別途必要となります。ご契約状況の確認や、機能の利用お申し込みについては、お気軽に弊社営業担当またはカスタマーサクセス担当までお問い合わせください。

まとめ

今回は、dxecoのIP制限機能について、その重要性から具体的な設定手順、利用時の注意点までを詳しく解説しました。

日々巧妙化するサイバー攻撃や、内部からの情報漏洩リスクから会社の重要資産を守るために、IP制限は非常にシンプルかつ有効な手段です。とくにdxecoで管理するSaaSやIT資産の情報は、企業のIT戦略における重要情報そのものです。

本記事を参考に、ぜひIP制限機能を活用していただき、よりセキュアなdxecoの運用体制を構築してください。

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