導入事例

年間約1人月の情シス工数を削減。
脱ExcelとSaaS・デバイス台帳の一元管理で属人化を解消

株式会社マイクロメイツさま

導入事例

年間約1人月の情シス工数を削減。
脱ExcelとSaaS・デバイス台帳の一元管理で属人化を解消

株式会社マイクロメイツさま

導入事例

年間約1人月の情シス工数を削減。
脱ExcelとSaaS・デバイス台帳の一元管理で属人化を解消

株式会社マイクロメイツさま

  • 社名

    株式会社マイクロメイツ

  • 業種

    IT定着化支援サービス事業

  • 法人設立

    1989年6月

  • 企業規模

    101~500名

株式会社マイクロメイツは、TISインテックグループの一員として、企業におけるITシステムの定着化支援やヘルプデスク、マニュアル作成、IT教育などを通じてDX推進をサポートするプロフェッショナル企業です。「人とITをつなぐ」をモットーに、基幹システムや『Microsoft365』などのツール導入時に、エンドユーザー視点での教育計画から研修の実施、問い合わせ対応までをワンストップで提供しており、IT資産の利活用と生産性向上を支援し、企業のIT投資効果最大化に貢献しています。
社員の入退社に伴うアカウント管理の煩雑化や、ExcelによるIT資産管理の限界――。多くの情報システム部門が抱えるこれらの課題に対し、株式会社マイクロメイツはどのように立ち向かったのでしょうか。 本記事では、SaaS管理ツール「applog(旧:dxeco)」を導入し、年間1人月の工数削減と管理の透明化を実現した同社に、導入の背景から選定の決め手、そして実際の効果について率直な声をお伺いしました。

事例のポイント

  • 脱Excel・属人化の解消 

    Excel台帳や各SaaSの個別管理から脱却と直感的に引き継げる一元管理を実現

  • 作業工数の大幅削減

    棚卸しの自動化やアカウント対応の効率化による工数削減

  • 可視化によるコスト最適化

    アンケート機能で利用実態を把握し、全社的なコスト削減に貢献

1.導入前の状況と課題:SaaS管理の煩雑化と「Excel台帳」の限界

── applog導入前、どのような課題を抱えていたのでしょうか?

大きく分けて「SaaSアカウント管理の煩雑化・属人化」と「IT資産のExcel管理における限界」という2つの課題がありました。

まずSaaS管理についてですが、社員の入退社や異動が発生するたびに、利用している各SaaSの管理画面に一つひとつ個別にアクセスして、アカウントの追加・削除やライセンス状況の確認を行っていました。この運用自体が非常に煩雑だったことに加え、アカウント管理が属人化してしまっており、更新漏れの発生や担当変更時の引き継ぎの難しさが浮き彫りになっていました。

また、作業者・確認者の双方が各SaaSへログインして確認する必要があり、確認作業にも多くの工数が発生していました。

もう一つの大きな課題が、PCなどのIT資産管理です。 当時はIT資産の台帳をExcelで手作りしており、別の社員マスターからデータを手作業でコピペして更新していたため、常に人為的ミスのリスクが伴っていました。四半期ごとのIT資産棚卸し作業でも、共有フォルダを用意し、未提出の社員を手動で抽出し、個別にリマインドの連絡を送るなど、運用側にとって非常に大きな作業負担となっていました。

なんとか一つの画面で一元管理し、この煩雑な手作業や属人化のリスクを解消できないかと考えたのが、ツール検討の出発点です。

2.導入の経緯:現場の強い危機感と、applogとの出会い

── ツール導入はトップダウンで進んだのでしょうか?

正直なところ、全社的な「急務」として経営陣からトップダウンで強く指示されたわけではありません。ツールがないと業務自体が完全に止まってしまうといった切羽詰まった状況ではなく、会社全体としては情シス部門の「努力目標」といった温度感だったのが実態です。

しかし、私たち情シス部門としては「早くどうにかしなければまずい」という非常に強い危機感を持っていました。日々の入退社や異動のたびに発生する手作業の多さや、属人化した運用プロセスから生じる「無駄」が、現場レベルでは明確に顕在化していたためです。異動時などに不要なライセンスやアカウントが残ったままになるケースもあり、コスト最適化の観点でも解消は必須だと感じていました。

── applogを知ったきっかけを教えてください。

弊社ではもともと、基幹システムとしてオロさんのクラウドERP『ZAC』を利用しており、そのご縁が始まりでした。 オロのご担当者様から「こういったSaaS管理ツールもあるのですが、一度お話を聞いてみませんか?」とお声がけいただいたのが、ちょうど私たちが「SaaSを一元管理できるツールが欲しい」とインターネット等で情報収集を始めていた絶好のタイミングだったんです。

当時のapplog(旧:dxeco)に対する期待は、「各種SaaSとの自動連携」「IT資産の棚卸機能」、そして「不要ライセンスの洗い出し」ができることの3点でした。私たちが抱える課題を直接解決してくれるツールではないかと、期待を持ったのを覚えています。

3. 選定の決め手:連携力・細やかな管理機能・サポート体制

── 他社製品も比較検討された中で、最終的にapplogを選んだ決め手は何でしたか?

SaaSアカウントやライセンス管理といった基本機能については、実は他社製品と比べてそこまで大きな差は感じませんでした。それでもapplog(旧:dxeco)を選んだのは、競合にはない強みだと感じた以下の3点があったからです。

自社の基幹システム(ZAC)との連携

弊社はすでに『ZAC』を導入しており、他社製品ではZACや周辺システムとの連携ができませんでした。せっかくZACを利用しているのに連携できないツールを選ぶのは難しいと考えていたため、連携可能なapplog(旧:dxeco)は非常に魅力的でした。

IT資産管理・棚卸機能の細やかさ

 比較していた他社製品はSaaSの一元管理はできても、IT資産の台帳や棚卸し機能があまり揃っていませんでした。applog(旧:dxeco)には「棚卸の際の自動リマインド機能」や「エビデンスとして写真添付を必須にできる機能」など、我々の実務に寄り添ったユーザー目線の細やかな機能が備わっていました。これが経営陣へ導入を上申する際にも強力なアピール材料になりました。

オロのサポート力と柔軟な対応

弊社が利用している様々なSaaSに対して柔軟に対応していただける姿勢があり、そこがトップの納得感にも繋がりました。トライアル当初は機能に慣れず半信半疑な部分もありましたが、サポート担当の方が粘り強く案内してくださり、疑問を一つひとつ丁寧に解消してくれました。社内決裁を通す上で非常に説得力のある資料を揃えていただけたことも大きかったです。

4. 導入効果:年間1人月の削減と、心理的負担からの解放

── 実際にapplogを導入して、どのような効果がありましたか?

定量的な効果としては、入退社や異動に伴うSaaSアカウントの作成・削除のタスク化、不要なアカウントの洗い出し、IT資産の棚卸し業務などを総合して、年間で約160時間(約1人月)の作業工数の削減を見込んでいます。各SaaSの管理画面に個別にログインして探す作業がなくなり、確認作業がすべてapplog(旧:dxeco)を中心に完結できるようになったことが大きいです。

定性的な効果としては、個人的に強く感じているものが4つあります。

管理側の「心理的な負担」の劇的な軽減

これまでの棚卸しは、未提出者を一人ひとり抽出してリマインドメールを送り、写真に不備があれば個別対応する……という非常に手間の掛かる作業でした。導入後は、ユーザーがシステムからのリンクをボタン一つで開き、写真を添付するだけで済むようになり、管理者側も個別連絡のストレスから完全に解放されました。

アカウントの実態把握(不要ライセンスの発見)

applog(旧:dxeco)の「アカウントサーベイ機能」で利用状況のアンケートをとったところ、予想以上に「実は使っていません」という回答が得られました。これまで見えていなかった無駄なライセンスを発見でき、ライセンス最適化につながる手ごたえを感じています。

情報公開による透明性の向上とコスト削減

弊社では一般社員にも権限を分け、自分が利用しているSaaSや貸与品を各自で確認できるようにしました。これにより社員の納得感や透明性が高まりました。さらに、情シス部門内の業務工数に余裕が生まれたことで、これまで外部に委託していた業務を削減でき、結果的に会社全体のコスト削減という良い循環に繋がっています。

担当者変更時のスムーズな引き継ぎと属人化の解消

実は導入後に情シス担当者の変更があったのですが、後任の担当者も画面を見ながら直感的に操作を理解でき、スムーズに運用をスタートできました。これまで課題だった「属人化による引き継ぎの難しさ」が解消され、新任者でもCSVの取り込みやIT資産との紐づけなどを自らキャッチアップして運用できる基盤が整ったと感じています。 

今後の展望とapplogへの期待:あらゆる情報資産の「中央台帳」を目指して

── 最後に、今後のapplogを活用して実現したい運用や展望があれば教えてください。

将来的には、社内のあらゆる情報資産の台帳をapplog(旧:dxeco)に完全集約し、「ここを見ればすべてがわかる」という状態を目指したいと考えています。現在は情シス部門を中心に属人化の解消や手作業の削減を実現できましたが、今後はさらに社内での活用範囲を広げていきたいです。

具体的に取り組んでいきたいテーマとしては、大きく3つあります。

社内のあらゆる情報資産の「中央台帳」化

 IT資産やSaaSの管理に留まらず、社内で利用されているあらゆる情報資産をapplogに集約していく運用が理想です。各部門の現場担当者とも連携しながら、情報の追加や変更がタイムリーに一元管理される強固な体制を築いていきたいと考えています。

部門ごとの利用状況の可視化と「費用配賦」への活用

現在でも、applogから出力した利用状況のデータを用いて、各部門へPCのレンタル料やスマートフォン料金の費用配賦を行っています。今後はこれをさらに一歩進め、部署やグループごとに紐づく資産数やコストをよりスムーズに把握・処理し、会社全体のコスト最適化に役立てていきたいです。

全社員への啓蒙とワークフローの統合

導入を機に、一般社員や管理者にも権限を付与し、自身の利用状況を確認できる環境を作りました。今後はこうした社内への啓蒙を進めつつ、「PCやSaaSの利用申請」や「棚卸し時の部門長への承認プロセス」などのワークフローもapplog内で完結させ、社内全体の利便性をさらに高めていきたいと思っています。

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